こんにちは。みみねこです。
妊娠中、臨月を迎えて不安になる方は多いのではないでしょうか。
私は妊娠初期のつわりからずっと気分が優れないことが多く、スマホで出産・子育てのレポートや体験談、動画をずっと寝ながら見ていました。私が出産した病院ではコロナ禍のため立ち合いなし。面会も10分1度だけ。
そのため臨月になってからは一人の時に陣痛来たらどうしよう…。病院行けるかな…。と、出産が不安で怖くてたまりませんでした。結局、緊急帝王切開の書面サインのために夫が一度病院を訪れ面会もなしになりました…。
そんな私も出産後、毎日少しずつ成長する娘を育てています。今回はコロナ禍で緊急帝王切開となった出産のレポートをまとめましたので、良かったら参考にしてください♪
※ 少し生々しい表現があるかもしれませんので、苦手な方はご注意ください。
また、この記事は前後編に分かれています。この記事は前半です。
出産の前日:結婚記念日
妊娠38w4d。娘が生まれる前日が結婚記念日でした。元々予定日と近いこともあって夫と「結婚記念日に生まれたらすごいね!」なんて話してました。
この日の昼間にドロッとした半透明のおりものっぽいものが出てきて「おしるし」!?とびっくりしました。よくよく調べてみると「粘液栓」と呼ばれるもので、羊水と同様に外界から赤ちゃんを守るためのものだそうです。
ただ、それも出産の準備ができたよ!と知らせるものなので、そろそろかなー。とどきどきしながら結婚記念日のお祝いのために、美味しいものを買いに行きました!
コロナに罹ってしまうと帝王切開確実だと言われてしまったので、臨月に入ってから外食も止めていました。結局この日は何事もなく、美味しいものをいっぱい食べて満足しながら寝ました♪
出産当日
3:00 破水
夜中寝ていると、突然トイレに行きたくなり目が覚めました。元々臨月に入り頻尿になっていたので気にせず、トイレへ行くとおしっことは別の何かが漏れ出てくる感覚がありました。
破水のイメージである「バシャッ」って出方ではなく、「あれ?出てる?気のせいかな?」くらいで不安だったので、気のせいかも…。とそのまま寝室に戻りました。
寝室に戻るとまた漏れ出てくる感覚があり、止めようと思っても止められずめちゃめちゃ焦ってバスタオルを股の間に挟みました。そのまま夫に声をかけ「破水したかも…。」と少し言っただけで、夫が飛び起きてくれ、病院に連絡、そして病院へ向かうことになりました。
病院から事前に破水、陣痛時の対応が書かれたプリントを教えてもらっていたのでその通りに行動できて一安心でした。常に何かが漏れている感じはあったので下着に生理用ナプキンを貼り、入院用の荷物を持って車で病院へ向かいました。
4:00 入院
病院へ到着しましたがコロナ禍だったため夫は病院へ入ることができず、入口で別れることになりました。受付の人と会話をし破水しているか確認するために分娩室へ案内されました。
そのまま分娩台へ寝ころび、破水を確認することができたので入院が決定しました!ですが入院の前にコロナに罹っているかどうか、抗原検査を行う必要がありました。事前に説明されていたのですが、入院直前に抗原検査をして陽性だと今いる病院へは入院できません。
しかも、陽性が分かってから出産できる病院を探すという不安な話を聞いていたので、陰性でありますように…。と心から願っていました。
5:00 陰性が分かり病室へ
抗原検査から30分くらい経過、陰性と分かり病室へ入ることができました。
入る前に個室か大部屋のどちらが良いか問われましたが、個室だと1日6千円かかり破水してから遅い人は出産まで2日くらいかかると聞きました。お金は赤ちゃんに使いたかったので、10日近く入院することを考えると大部屋を選択することにしました。
後々考えると、私は個室にした方が良かったです…。
※ この件はこの記事の最後に「個室と大部屋どっちが良かった?」に記載しています。
病室へ移動しベッドへ入り横になりましたが、緊張していて眠ることはできませんでした。
8:00 朝食食べて陣痛開始
朝食はパン、ゆで卵、副菜、牛乳、フルーツと普段朝食を食べないのでとても充実した内容でした!この時は何事もなく元気だったので全部食べ切りました。
食べ終わってからすぐ、陣痛の痛みが始まりました。この時看護師さんに確認されましたが、子宮口はまだ2cmしか開いていませんでした。
12:00 陣痛が辛くなり昼食が食べられない
陣痛が辛くなり、ずっと跪き頭を垂れる体制(orz:こんな感じ)で布団にもぐっていました。
昼食を渡され看護師さんに「食べると子宮口が開きやすくなるから食べれたら食べてねー」と言われましたが、痛すぎて全く食べられませんでした…。
看護師さんに時々背中をさすられましたが、その時だけ楽になりました。ずっとさすって欲しかったですが忙しいのでそういうわけにもいかず…。陣痛が辛い間は夫に居て欲しかったな…。という気持ちでした。
この日は夫が休みだったのでLINEを時々送ってくれていたのですが、私が痛みで返信できないこともあって孤独感が大きかったです。
15:00 子宮口6cmまで開くが血圧がずっと高い
あまりに声がうるさかったのか、分娩室へ連れていかれました。申し訳なかったです…。分娩台で寝かされ子宮口を確認してもらい、6cmまで開いていました。私が「どれくらいまで開くものなんですか?」と聞いたところ、「10cmくらいですね。」と言われ絶望していました。
この辺りからNSTから音が鳴り血圧を測って「ちょっと血圧高いねー。」とたびたび言われ続けていました。特にこの時は何も言われませんでしたが、後々この頃から赤ちゃんの心拍が弱りだしたと説明されました。
酸素マスクを装着して、好きなポカリスェットをちびちび飲みながら陣痛を耐えていました。元々マスク嫌いなので酸素マスクは息苦しいというか邪魔だと思ってしまい、とても息がしにくく感じました。
また、ずっと食欲はなかったのですが息が荒いためか喉が渇いていました。水分補給は大事ですね!
後半へ
長くなってしまったので続きは後半の記事にまとめていきます!
余談:個室と大部屋どっちが良かった?
先ほども少し触れましたが、私が出産した病院では大部屋か個室か選択することができました。私は入院生活も含めると声が出しずらいことが一番辛かったので、個室にしておけば良かったと思いました。
大部屋の良かったところ、良くなかったところをそれぞれ挙げていきます!
大部屋の良かったところ
・費用が安い
個室だと1日6,000円かかると言われたのですが、破水からすぐ出産しなかったら約10日近く入院することになります。そう考えると4~6万かかるなら赤ちゃんに使いたいなぁ…。とまず一番に考えて私は大部屋を選びました。
・同室の人の声が聞こえる
これは良かったこと、悪かったことどちらでもあるのですが、私は緊急帝王切開でメンタルがやられまくって落ち込んでいました。
大部屋だと、人の声や赤ちゃんの声がして少し落ち着くことができたので、個室だったら夜も昼も一人でもっと落ち込んでいたような気がします。ただ、立ち直ってからは他の人と比べて母乳が出ないことや、赤ちゃんを泣かせてしまうことに罪悪感を感じていたので良い点もあれば悪い点もあり、という感じでした。
大部屋の良くなかったところ
・陣痛の時に声が出しずらい
大部屋なので既に赤ちゃんが生まれている方もいます。陣痛の痛みで唸ってしまっていたのですが、うるさいかな…。と気を使ってしまうのが辛かったです。
恐らくですが、うるさいと判断され子宮口もまだ全然開いていないのに、かなり早い段階で分娩室へ連れました。個人的には声が出せたので助かりましたが、申し訳ない気持ちもありました。
その日はたまたま他のお産がなかったため、分娩室を使えたのも助かりました。
・個室には個人で使える設備があった
病院によると思いますが個室はトイレ、お風呂、ドライヤーは備え付きで大部屋では共通でした。また、ドライヤーは個数に限りがあるため、全部貸し出しされていた時もあり何回か様子を見に行く必要がありました。
共通で使用するのが衛生的にイヤって方は個室が絶対いいと思います。
・電話の時に移動する必要がある
陣痛の声が出しずらいにも近いですが、電話をする際は移動する必要がありました。コロナ禍で面会ができなかったため、退院後の予定などLINEのやり取りが煩わしく電話することが多くありました。
帝王切開だったこともあり、出産後1、2日目は移動するのが辛かったです。
まとめ
出産レポート前半部分いかがでしたでしょうか。1つにまとめようと思ったのですが、思った以上に長くなってしまったので記事を2つに分けることにしました。
良かったら後半もみていただけると嬉しいです♪
ここまで見てくださり、ありがとうございました。