こんにちは。みみねこです。
妊娠中、臨月を迎えて不安になる方は多いのではないでしょうか。
私は妊娠初期のつわりからずっと気分が優れないことが多く、スマホで出産・子育てのレポートや体験談、動画をずっと寝ながら見ていました。私が出産した病院ではコロナ禍のため立ち合いなし。面会も10分1度だけ。
そのため臨月になってからは一人の時に陣痛来たらどうしよう…。病院行けるかな…。と、出産が不安で怖くてたまりませんでした。結局、緊急帝王切開の書面サインのために夫が一度病院を訪れ面会もなしになりました…。
そんな私も出産後、毎日少しずつ成長する娘を育てています。今回はコロナ禍で緊急帝王切開となった出産のレポートをまとめましたので、良かったら参考にしてください♪
※ 少し生々しい表現があるかもしれませんので、苦手な方はご注意ください。
また、この記事は前後編に分かれています。この記事は後半です。
※ 少し生々しい表現があるので、苦手な方はご注意ください。
前半のまとめ
出産当日午前夜中に破水し、コロナの抗原検査をしてから入院しました。
病院の朝食は食べられましたが、お昼ごろになると陣痛もひどくなり
昼食が食べられないくらいまで痛みを感じていました。
それではここから続きをどうぞ♪
出産当日 夕方
18:00 子宮口が8cmまで開くも いきみ逃しが辛すぎる
ここでまた子宮口を確認され
8cmまで開いていることが分かりました。
この辺からのいきみ逃しが本当にきつかったです。
いきみ逃しとは、母体は陣痛で力みたくなってしまうのですが
いきんでしまうと子宮口が開いてないのに赤ちゃんが出てこようとしてしまい
赤ちゃんが苦しくなってしまったり、産道が傷ついてしまう恐れがあるようです。
それを防ぐために
意識的にいきまないように我慢する必要がありました。
陣痛の痛みに耐えながらいきみ見逃しをするのは本当にきつかったです。
またこの辺りから車酔いみたいな吐き気を感じていたので
助産師さんに吐くかもしれないのでビニール袋が欲しいとお願いして
小さめの桶のようなものを渡してくださいました。
19:00 子宮口が10cmまで開いたが母子の様子が…
子宮口を確認され子宮口が10cmまで開いたのか
「開いたから陣痛に合わせていきんでみようか」
と助産師さんに言われ、陣痛に合わせていきみ始めました。
「上手だね!いい感じだよ!」
と何度も言ってくださったので、本当に安心して任せながらいきむことができました。
ですが何回かいきんだ後
雰囲気が変わり助産師さんがバタバタし始めました。
私も疑問に思いつつ気持ち悪さが勝ってしまい
周りを気にするどころではなくなり陣痛がくる度いきむとに嘔吐してしまうように…。
途中まで嘔吐を我慢しようとしていたのですが
我慢するといきめなくなってしまうため、全部吐いてしまおうと思い我慢するのをやめました。
吐き気が落ち着き陣痛がおさまっている間に話を聞くと
「陣痛が強いときにお母さんも苦しいんだけど、赤ちゃんも一緒に苦しくなっちゃってる。」
と陣痛が強いとき心拍が60あたり?まで下がってしまうとのことでした。
陣痛がおさまると心拍も戻るそうなのですが
まだすぐには生まれそうにないから1時間様子見て緊急帝王切開になるかもしれない。
と伝えられました。
後々入院中帝王切開になったことにショックを受けていましたが
この時は赤ちゃんが無事に生まれてほしい、痛みから解放されたいの2つしか考えてなかったので
「そうなのかぁ。」くらいにしか思っていませんでした。
さらに、私の嘔吐物が黒っぽいため
食事内容を確認され、コーヒーやコーヒーゼリーなど黒っぽいものを食してないと分かると
嘔吐物を検査に出し血を吐いていたことも分かりました。
20:30 緊急帝王切開決定 夫へ連絡
20時過ぎにお医者さんが様子を見てくださり
帝王切開になることが決定しました。
書類にサインが必要になるため「旦那さんへ連絡できる?」と言われ
LINE画面から夫へ着信し助産師さんへスマホを渡しました。
本当は立ち合いNGなので病院の受付でサインをする予定だったのですが
私が「夫、ここへ来れるんですか…?」と苦しそうに言ってたおかげか
話し合いが行われ分娩室に来てもらえることになりました。
ほんの数十分の間でしたが夫に会えたこと
少しだけ手を握ってもらえたこと、本当に嬉しかったです。
余談:
私は分娩室にフェイスタオルを持参しており、嘔吐物で真っ黒になってしまったのですが
この時に夫に渡されたそうです…。退院日に「あのタオル捨てたよ。」と夫に報告されました。
(病院では捨てれなかったのか…?とちょっと疑問に思いました。)
21:00 手術室へ入り麻酔を打たれる
分娩室から手術室へ移動するため
分娩台から私を運ぶ台へずりずり自分でスライド移動しました。
陣痛が痛すぎてそんな動きしかできなかったです。
そのあとはガラガラとエレベーターを経由しながら運ばれ私は手術室へ入りました。
私自身、手術や麻酔をしたのが初めてだったので多くの人(6、7人?)がいることや
カチャカチャと器具の音が鳴るのが少し怖かったです。
でも麻酔の先生が緊張をほぐすためかずっと話をしてくださって
痛みで頭に入ってこなかったですが、受け答えをするのに必死で怖さはだんだん無くなりました。
麻酔は横向きで丸まった姿勢に(背中をCのように丸く)なり
背中側から腰の下の方に注射を刺され、薬が入るとだんだん感覚がなくなりました。
触られても感触はありますが途中からそれも無くなり
痛みももちろんありませんでした。
21:22 娘誕生
麻酔が効き始めて10分もたたず…。
娘の泣き声が聞こえて無事に誕生したのが分かりました!
娘が出てきて声が聞こえた瞬間
涙がぶわって出てきて止まりませんでした。
私は動けないので娘を顔の横に連れてきてくれて
赤ちゃんを見ることができました。
この時見た赤ちゃんがもう…一番可愛かったです。
手術中は麻酔科の先生がずっとお話してくださっていたので安心して任せていました。
勿体なかったのが、手術室にモニターがあったのですが
私は視力がかなり悪く眼鏡も邪魔で外していたのでちゃんと見れませんでした。
その後、後処理?されているのか感覚はないのでよく分からないですが
ぼーっとしていたら手術も終わり、あっという間に時間が過ぎていきました。
意識はずっとありましたが触られてる感覚はなかったです。
この辺りは娘が生まれたことの感動であまり記憶が残っていないです…。
23:00 ベッドまで運ばれ就寝
手術も終わり、手術台から運ぶ台へスライド移動させてもらって
手術室から病室まで運ばれて行きました。
そのあとは「休んで大丈夫ですよ。また明日来ますからね。」
と言われ私の濃厚な出産の一日が終了しました。
色々吐いちゃったりしたので、口の中が気持ち悪くて飲み物を飲みたかったのですが
「そっか。吐いたりしたから気持ち悪いもんね…。
でもごめんなさいね。朝まで飲んじゃいけないので我慢してくださいね。」
と言われ、しかも寒気が止まらず身体がずっと
ガタガタ、ガチガチ今までにない震えを感じびっくりしました。
元々電気毛布を掛けてもらっていたのですがナースコールを押して電気毛布の温度を上げてもらい
身体が温まったことで何とか寝ることができました。
この日は時間も時間だったのと、赤ちゃんが一瞬だそうですがNICUに入っていたこともあり
次に会えたのは次の日の夕方でした。
ここまでが私の出産エピソードになります。
続きは入院エピソードとして別の記事に書いていこうと思っています。
余談:陣痛の痛み
陣痛の痛みについて
入院前にどんな感じの痛みか聞くと看護師さんから
「生理痛が酷くなった状態。」
と言われたのですが
私はあまり生理痛が酷くなかったので、正直あまりピンときていませんでした。
ですが、実際に体感してそれ以外に痛みを説明する方法もないのだろうとも思いました。
具体的には「腰を内側からすごい勢いで押されている」って感じですが
あまりよく分からないですよね…。
楽な状態としては横向きになって
助産師さんに腰を後ろから押してもらっていたのが楽に感じていました。
仕方ないのですが、助産師さんにどこかに行かれると不安で不安でたまらず
この時も夫が立ち合いしてくれてたらな…。と考えていました。
横向きに関しては右向き、左向きと決まっていたわけではなく
体勢を変えるのもまた楽になれるきっかけだったので、定期的にもぞもぞ動いていました。
分娩室にテニスボールがあって試しに押してもらいましたが
それはあまり私には効かなかったです…。
まとめ
出産レポート後半部分はいかがでしたでしょうか。
出産は本当に初めてのことだらけで辛い時間を永遠に感じていましたが
今思うと本当にあっという間でした。
娘に会えたことは本当に幸せな出来事でした。
立ち合い、面会なしで緊急帝王切開で…。と色々大変でしたが
出産直後に数秒だけでも夫に娘を見せてあげられたのは本当に良かったです。
記憶が薄れる前にこうやって記録に残せたことが良かったです。
出産後の入院生活についても忘れないうちに記録に残していきたいと思います♪
ここまで見てくださり、ありがとうございました。